業界:人材
代表取締役社長
狩野 秀之
取り組む社会課題
当社は、製造業界に特化した人材紹介事業を通じて、「人材不足対策」と「労働市場の活性化」に取り組んでいます。

製造業では、高齢化や若年層の製造職離れにより、慢性的な人手不足が深刻化しています。当社は、求職者一人ひとりの適性や希望を丁寧にヒアリングし、企業との最適なマッチングを行うことで、即戦力人材の確保を支援しています。また、未経験者でも製造業に関心を持つ人材を育成・サポートする体制を整えることで、新たな人材の流入も促進しています。

さらに、地域ごとの雇用ニーズを把握し、地元で働きたい求職者と地場の製造企業とを結びつけることで、地域経済の活性化にも貢献しています。企業には採用支援だけでなく、定着率向上のための助言や制度設計のサポートも行い、持続可能な雇用の創出を目指しています。
事業内容 人材紹介事業
社長になる
きっかけ
水商売やバイヤーを経て、社会的信用の無さに直面しました。家の審査が通らない、カードが作れない── そのとき「一生プレイヤーでいるのは無理だ」… 続きを見る
出身地 兵庫県
趣味特技 ゴルフ, トライアスロン
生年月日 06/30
狩野 秀之イメージ
成長を出発点に、価値を磨き続け、君の選択を正解に変える会社
目次

工夫で生き抜いた少年時代

どんな幼少期・学生時代を過ごしたか教えてください
── 出身地はどちらですか?ご家族はどんな方々でしたか?幼少期の想い出を教えてください
大阪で生まれ、小6までは地元で過ごしました。正直裕福ではなく、早くからお金の厳しさを見て育ちました。両親の離婚もあり、遊びも「お金をかけない工夫」が当たり前。地区の野球やそろばんを続けながら、学校の勉強は不得意ではないが夢中になるほどでもなく、どうやったら面白く過ごせるかを常に考える子どもでした。人と同じことができない環境で、「自分のカラー」を出すことが習慣になったのが原点です。

学生時代について詳しくお聞かせください
── 学生時代はどのように過ごしていましたか?学生時代に目標にしていたことはありますか?学生時代の想い出を教えてください
親の都合で「大学費は出さない」と言われ、安易に就活で苦労しないよう高専へ進みました。中学は勉強したけれど高校では遊びに近い日々で、「命をかけて遊んでました」と言えるほど夢中になっていました。就活の意味が掴めず、ある時点で“いつまでに就職するか”のキャップを自分で決め、お金を稼ぐために水商売やスカウト、のちにバイヤー業など現場で稼ぐ経験を重ねました。遊びと仕事の境目で得た「稼ぐ力」が自分の基礎になっています。

社長になるまでのきっかけやキャリアについて伺います
── 会社を任されることになった背景や、その時の気持ちを教えてください
水商売やバイヤーを経て、社会的信用の無さに直面しました。家の審査が通らない、カードが作れない── そのとき「一生プレイヤーでいるのは無理だ」と思った。そこで知人(現株主)に誘われ、途中から合流するより0→1で会社を作る方が自分に合うと感じ、小さな会社に入社。管理職を経験し、現場と経営の狭間で「組織を作る」面白さに目覚めました。そこから経営の道に進む決意が固まりました。

価値で生き残る仕組み

企業名に込めた想い・由来を教えてください
社名の由来は親族が関わる場所名が元になっており、個人的なルーツが関係しています。ただ、私が強調しているのは名前そのものより「事業が市場で生き残るかどうか」。社名よりも価値を磨き、持続可能なビジネスにすることが最優先だと考えています。名前は象徴でしかなく、事業の存続が本質です。

事業を始めるきっかけについて教えてください
── 継承時に「変えたくないこと」と「新たに取り組みたかったこと」は何ですか?
住み込みで働く工場の求人で実際に住み込み経験をしたことが転機でした。こうした働き方を知らない人が多いと気づき、それを広める価値があると感じた。派遣市場は競合が多いが、現場の課題を深掘りして価値提供できれば認められる。派遣会社やクライアントに実際に評価された経験が、事業拡大の確信につながりました。

事業に込めた想いについて教えてください
── この事業を通じて、どのような想いを世の中に届けたいと考えていますか?
私たちの軸は「必要だけど誰も本気でやっていないことをとことんやる」こと。採用や人材配置はどの会社も満点を出せない領域で、そこに徹底して向き合うことで世の中に価値を生みたい。目先の利益を追うのではなく、派遣会社とクライアントにとって“退場させられない存在”になること。それが長期的に会社を守る最短の道だと信じています。

鍛錬でつくる経営の強さ

趣味・特技について伺います
── 趣味や特技に関してのエピソードがあれば教えてください。また、趣味や特技が仕事に活かされているなと感じたことはありますか?
ゴルフとトライアスロンは生活の一部です。フィジカル面の鍛錬は体力だけでなく、メンタルの安定と成長を促します。トライアスロンは目標設定→現状分析→差分を埋めるという成長サイクルが明確で、仕事にも直結する考え方です。事故で一時は寝たきりになり3年間走れなかった経験もありますが、それを乗り越えたことが今の自信につながっています。

経営者としての「自分らしさ」についてお聞かせください
── ご自身の強みや個性について、どのように捉えていますか?また、その強みを活かして、どのように事業や経営に反映させていますか?
「仮面を被る」ことを否定しません。個人として好かれることを目的にするより、代表者という役割を徹底して果たすことが大切だと考えています。自分の感情を優先せず、やるべきことを一貫してやる。ずるいと言われるかもしれないが、感情の揺らぎを排して役割を全うすることが結果を生むと信じています。

ご自身の経営者としての強みを活かした具体的な取り組みについて伺います
── 特にこだわっている商品やサービス、または社内の文化などがあれば教えてください
社員の成長を徹底的に起点に据える仕組みづくりを行っています。成長を阻害する要素はそぎ落とし、例えば社内行事を一切なくしたのもその一環です。評価にあいまいさを持ち込まないため、現状維持や△評価を認めない文化を作り、社員が成長に集中できる環境を整えています。現場で価値が生まれる仕組みを優先して運用しています。

成長を起点に未来を創る

これから先の会社としての成長について伺います
── 会社の規模・成長率について、どのように会社を大きくしていきたいですか
成長の鍵は既存事業の価値向上と、新たに人材不足で困っている領域への価値提供です。売上が横ばいだと取り残されるため、事業の磨き込みと販路拡大で持続的成長を目指します。目先の利益でなく、長期的に「価値を提供し続けられる構造」を作ることが最大の壁であり、同時に最大の勝機です。

これから先に取り組みたい社会貢献・社会課題解決の取り組みについて伺います
── 事業を通じてこれから先どのように貢献・社会課題に向き合っていきたいとお考えか教えてください
人手不足は社会問題化しています。住み込みや多様な就労形態の認知を広げることで、労働力のミスマッチを減らし、働きたい人に機会を届けたい。単純に人を潰すのではなく、適切な場所で能力を発揮できる仕組みを作ることが社会貢献になると考えています。採用・就労の機会均等を目指します。

経営の信念と事業の展望について伺います
── 経営者として「経営をする上でこれは絶対に譲れない」と思う信念や価値観はありますか?その信念を事業運営にどう反映させていますか?
譲れないのは「成長を起点に価値を提供する」という点です。経営者として自分が先頭に立ち、日々学び続けることをやめない。個人感情で舵をぶらしてはいけない。会社と社員が共に成長する構造を作ること、それが事業の存続と展望の基盤です。短期の甘さに流されず、本質的な価値を磨き続けます。

選んだ道を正解にする

このインタビューを読んでいただいた学生さんへのメッセージをお願いします
世の中に絶対の正解はないということです。慎重に“正解”を選ぼうとするほど実は正解は遠ざかります。大事なのは「選んだ選択を正解にする力」。選んだ道を、日々の積み重ねで正解に変えていってください。成長を楽しめる人なら、うちで一緒に面白く働けるはずです。